J1 横浜Fマリノス−浦和レッズ

http://www.jsgoal.jp/game/2008/20080100010320080308.html
前半
3-5-2同士のガチンコ対決。序盤はやや横浜ペースか、速くて粘り強いチェックで浦和に自由にさせない。ただ、浦和も奪ってからの攻撃が早いので要注意。
12分ごろのカウンターの応酬は見ものでした。こぼれ球を山瀬が奪うと即3対3の状況。ここをうまくトゥーリオが奪うと逆に持ち上がってのカウンター。相馬からセンターのトゥーリオ、ダイレクトでサイドチェンジは右に居た山田、山田は中に切れ込んで打とうとするも先にカットされる。これをクロスで上げるが弾かれる。その次の攻撃は横浜、田中が右サイドで貰うとクロスは大島。ただ、これはファウル。
19分、右サイドのパス回しから田中が抜け出してロニーがドフリーになって、巻みたいな低空ヘッドをするも枠を捕らえない。
中盤以降も終盤に浦和の猛攻撃があったものの、やや横浜ペースで試合が進み、そのまま折り返す。
後半
序盤は浦和攻勢で始まる。ただ、横浜が集中した守備で守り通す。
ちょっとカウンターが多くなりだした横浜、15分にロペスと山瀬のパス回しを右の田中に出すと、アーリークロスを上げる、これはトゥーリオにカットされるが、こぼれ球を拾った鈴木啓太から高原へのパスがカットされ、田中かセンターライン付近で取るとそのまま前進してクロス、これを坪井が弾くが小宮山が拾うと右足を振りぬいて強烈ミドルが突き刺さって先制。
こうなると攻めなきゃならん浦和が攻める。右から左に展開され堀之内のクロスが弾かれたところに、山田がダイレクトで合わせて超絶ミドルを放つが、これは榎本がナイスセーブ。
急展開が訪れたのは24分、松田のファウルしてセットプレーのボールをロニーが邪魔して遅延行為でイエロー、これは2枚目で退場。あらら。で、本日トップ下に入った山田に代わって永井を投入。さらに30分に堀之内に代わって田中達也を投入、もう攻め攻め攻めですな。
猛烈にポゼッションする浦和ですが、度々横浜のカウンターも発動されるので気が抜けない。さらに数的優位で前線に枚数が多いので、動き出しがなく、出し所がない状況。横浜は無理せず時間を使ったキープをしたり、カウンターをしたり。
終盤は完全にペースを握って攻めるが、トゥーリオの前線投入も無い。横浜もロスタイムにカウンターのチャンスがあるが、点を取りに行くよりは時間を潰す為に使う。そんなこんなで試合終了。
雑感
今年の横浜の外国人は大当たりっぽいですね。ロペスはボールを奪われない強さを持ってるし、ロニーのスピードははっきり言って脅威です。ちょっとカードコレクターっぽいところもありますけどね。
また、横浜は中澤と松田の縦の関係が効いている気がします。どちらかが攻撃に出たときも安心してセンターを任せられるからか、思い切り良く攻撃参加できてたようです。
浦和はポンテが居ないのが響くのか、平川、相馬の両サイドがイマイチなのか、細かいミスが多かったですね。まぁ、横浜の守備意識が高かったし、数的不利で集中力が増したと言うこともあるんでしょうが。